NHKスペシャル 灼熱アジアの第2回の再放送を録画したまま、しばらくしてやっと観ました。

今回は中東のエネルギー戦略について。LNGや太陽光などのクリーンエネルギーの主導権を握ろうと中東の国々が頑張っているとのこと。砂漠地域は日照時間が13時間もあり、日本やヨーロッパの4時間に比べるとかなり長く、太陽光発電には向いているんだとか。そのエネルギーをモロッコ経由でヨーロッパに供給するなどの計画もあるそうです。

設備の建設については、アメリカ、ヨーロッパ、韓国、日本などの国々が携わっていますが、ここでも韓国のトップセールスの力はすごいようで、大型案件を獲得しているんだとか。日本は、技術優位性だけでは他国に勝てないということが、色々な分野で起こっていますね。

クリーンエネルギーの分野でも日本が頑張っていることがわかったのと同時に、今後、日本がどの分野で生き残っているのか、存在感を維持できるのか、はまだまだ心配です。

http://www.nhk.or.jp/special/onair/100829.html