さがしもの工房

職業はシステムエンジニアです。日々忙しいので、もっとゆとりのある生活を求めてます。趣味は、読書、イラスト、写真。最近は電子工作も楽しんでいます。

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カテゴリ: 読書

KLARA AND THE SUN

ノーベル文学賞を受賞したKAZUO ISHIGUROによる2021年3月の小説です。原著(英語)版です。 AIロボットの視点で描かれた小説です。視点が面白いと感じました。比較的、平易な英語だと思いますが、文体は少し硬いような印象を受けました。 最初は単調に感じましたが、後半に

LIFESPAN(ライフスパン)―老いなき世界

「老化は病気であり直すことができる」という驚きの内容が紹介されています。120歳まで寿命が増えるとの内容です。2020年9月の書籍です。 著者のDavid A. Sinclair PhDは世界的に有名な科学者、起業家で、老化の原因と若返りの方法に関する研究で知られています。 デジタ

Google式10Xリモート仕事術

リモートワークが浸透した現在、Googleブラウザアプリを使うことで生産性を10倍に上げる方法について説明した2020年11月の書籍です。 Googleアプリの中でも、1) Googleカレンダー、2) Google Meet、3) Google Jamboard、4) Googleフォーム、5) Googleスプレッドシート、6)

反応しない練習

ブッダの合理的な考え方に基づいた「反応しない」ことの重要性を説明した2015年7月の書籍です。 人間には7つの欲があると言います。1) 生存欲、2) 睡眠欲、3) 食欲、4) 性欲、5) 怠惰欲、6) 歓楽欲、7) 承認欲、の7つです。このうち、特に7番目の承認欲が曲者で、上昇欲、

Python実践データ分析100本ノック

Pythonを使ったデータ分析方法について説明した2019年10月の書籍です。 主にPandasを使って具体的なcsvデータを読み込み、正規化されたデータを結合(concat, join)し、そこからpivotなどにより集計をして分析します。 さらにはscikit-learnなどの機械学習によりクラスタ

強いチームはオフィスを捨てる

Ruby on Railsを開発した37シグナルズで行われているリモートワークについて説明した2014年1月の書籍です。 リモートワークにより通勤の時間もオフィスを持つ必要もなくなります。リモートワークだからといって生産性が下がるわけではなく、リモートならでは手段を活用す

トコトンやさしい量子コンピュータの本

量子コンピュータの概要について説明した2021年1月の最新の書籍です。150ページ程度なので、さらっと読めると思います。 量子コンピュータは現在のコンピュータでは解くのに非常に時間がかかる一部の問題に対して現実的な時間で対応できると期待されています。 本書では

オンライン・ファースト

コロナ禍で進展したオンラインをベースとした情報社会を元に戻すべきではないと主張した2020年12月の書籍です。 東京大学情報理工学系研究科がまとめているのですが、比較的論文に近い少し硬めの内容になっています。 主張としては、コロナ禍で強制的にオンライン化が進

まんがでわかる7つの習慣

スティーブン・R・コヴィーの7つの習慣についてマンがで解説しています。2013年10月の書籍です。 1)主体的である、2)終わりを思い描くことから始める、3)最優先事項を優先する、4)WinーWinを考える、まず理解に徹し、5)そして理解される、6)シナジーを創り出す、7)

現代語訳 論語と算盤

渋沢栄一の「論語と算盤」の現代語訳です。2010年2月の書籍です。 渋沢栄一が論語の考え方を大事にしていたことがわかります。キリストの教えやアリストテレスなど他の教えも参考にしながら論語について説明しています。現代語訳ということで、内容は非常にわかりやすく書

MBQ マネジメント・バイ・クエスチョン

アメリカで導入されたマネジメント・バイ・クエスチョンという手法について紹介した2011年9月の書籍です。 質問をすることで自律的なチーム運営を図る方法が説明されています。コーチング、傾聴、を合わせたような手法です。質問はオープンクエスチョンとクローズドクエス

アドラーに学ぶ職場コミュニケーションの心理学

アドラー心理学を職場でのコミュニケーションに活用する方法について説明した2015年11月の書籍です。 「人を動かす」で有名なデール・カーネギーや「7つの習慣」で有名なコヴィーもアドラー心理学を参考にしているとのことです。

決定版カーネギー 話す力―自分の言葉を引き出す方法―

デールカーネギーによる話し方について紹介した2015年8月の本です。 話すためには事前の準備が重要ということです。また、話す練習をすることで誰でも話すのがうまくなるということです。 日ごろからメモを残しておき、それを1日、1週間、1カ月、1年と時間を置くことで、

PythonでExcel、メール、Webを自動化する本

Pythonを使ってExcel、メール、Webを自動化する方法を紹介した2020年9月の書籍です。 最近、openpyxlを使ってPythonでExcelを自動化する手法について説明した書籍が増えてきましたが、本書ではPythonでなんでも処理しようというわけではなく、ExcelやExcel VBAとうまく連

「怒り」を上手にコントロールする技術 アンガーマネジメント実践講座

アンガーマネジメントについて紹介した2018年11月の書籍です。著者の安藤氏はNHKでも取り上げられているのでご存じの方も多いかもしれません。 本書では働き方改革の影響で怒りを持つ人が増えたことを紹介しています。アンガーマネジメントで怒りをコントロールすることで

アンガーマネジメント

アンガーマネジメントについて説明した2020年3月の書籍です。 近年に書かれた書籍ということもあり、マネジメント層に向けて、最近の20代の新入社員の傾向と、それに対してアンガーマネジメントを活用する方法にも触れられています。 特に最近パワハラ防止法が施行された

「察しのいい人」と言われる人は、みんな「傾聴力」をもっている

パフォーマンス心理学の博士を持っている著者による傾聴について紹介した2013年4月の書籍です。 傾聴で重要なのは、1) 徹底した感情移入の力、2) 感情コントロールの力、3) 聞き分けて訊く力(質問力)、の3つとのことです。 海外では特に黙って聞くだけというのは無能だと

ゲーム・スマホ依存から子どもを守る本

子供のゲーム依存、スマホ依存に対する注意喚起をした2020年11月の書籍です。 子供たちがゲームやスマホを小さい頃から使うようになり、より一層、ゲーム依存、スマホ依存に注意する必要があります。同じようにゲームをやっているように見えても、家族で出かけるときにも

アンガーマネジメント 叱り方の教科書

アンガーマネジメントを活かした叱り方について紹介した2017年4月の書籍です。 近年、パワハラを意識しすぎるあまり、叱ることに躊躇する人が増えているようです。また、近年のほめる文化も、そういった意識に拍車をかけています。 アンガーマネジメントにおいて、叱って

3000年の英知に学ぶリーダーの教科書 困難に打ち勝つ不変の原理原則

過去のリーダーから学ぶことをテーマとした2017年6月の書籍です。 心得、自己研鑽、理念・指針、戦略、目標達成、マネジメント、部下指導、人を動かす、組織づくり、といったテーマごとに参考になる書籍が紹介されています。 個人的には以下の書籍に興味を持ったので、少

まんがでわかるカミュ「ペスト」

アルベール・カミュの記した「ペスト」をマンガを交えて解説した2020年8月の書籍です。 医師リウー、新聞記者ランベール、記録ぐせのある旅人タル―、市民コタール、など、「ペスト」に登場する人物像をマンガで描いています。ペストのような感染症が蔓延した中で一番重要

サブスクリプション (やさしく知りたい先端科学シリーズ7)

サブスクリプションについてかなり体系的に詳しく説明した2020年10月の書籍です。 サブスクリプションの変遷から、現代型サブスクリプションを支えるAI、IoT、5Gといったデジタルテクノロジー、サブスクリプションのビジネス構造、サブスクリプションで変わる世界、などに

サブスクリプション2.0 衣食住すべてを飲み込む最新ビジネスモデル

最近、流行っている定額制のサブスクリプションについての2019年6月の書籍です。 本書では、旧来の頒布形式をサブスクリプション1.0とし、近年の定額制・シェア型・個別カスタマイズ化などをサブスクリプション2.0として衣食住動楽の5分野に分けて説明されています。 「

小さな会社のFileMakerデータベース作成・運用ガイド Pro13/12/11/10対応

一般的なRDBMSとは異なり、どちらかというとExcelのような感覚でデータベース化できるFIleMakerの解説書です。 ソフトウェア設計についての視点も説明されていて、思った以上に実践的な内容です。ファイルを分けて変更影響度を分散させたり、使用部門のリクエストに応じた

ノート・手帳・企画書に使える! 図解表現 基本の基本

シンプルなイラスを使った図解表現の2011年6月の書籍です。 ノートにメモを取るときにもシンプルなイラストを入れておくと理解しやすくなりますし、説明するときもケースに応じた図解パターンを活用することでわかりやすくなります。 後半にはケーススタディーもあるので

MBA生産性をあげる100の基本

MBAの知識を使って生産性を上げる方法について記された2017年12月の書籍です。「MBA100の基本」に続く第2巻になります。 100の方法が簡潔に書かれています。あまりに綺麗にまとまりすぎていて、前半は、逆に重要なところがわかりませんでしたが、後半はかなり参考になる

伝え方大全 AI時代に必要なのはIQよりも説得力

AI時代に必要なのはIQよりも説得力であることを紹介した2019年5月の書籍です。330ページほどの厚めの本です。原著は2018年の「Five Stars: The Communication Secrets to Get from Good to Great」です。 著者のカーマイン・ガロは「TED驚異のプレゼン」「ビジネスと人を

清華大生が見た 最先端社会、中国のリアル

清華大学卒業生である著者から見た最先端社会である中国のリアルな様子について記した2020年3月の書籍です。 「80後」と呼ばれる世代は「苦労知らず」「身勝手」「わがまま」といったレッテルを貼られ「最も利己的な世代」と評価されているようです。日本でも聞いたような

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